虫歯で歯を抜いた後に放置したらどうなる?


2025.2.3

虫歯で歯を抜いた後に放置したらどうなる?

歯の病気は全身の健康にも影響を与えるため、異常が見られた際は早期対応が必要です。
ここでは、虫歯で歯を抜いた後に放置するとどうなるかについて解説します。

抜歯後に起きる事

向かい合う歯が空いたスペースに伸びる
向かい合う歯がその空いたスペースに伸びてしまう可能性があります。
これにより、歯列のバランスが崩れ、噛み合わせに問題が生じたり、他の歯が歯周病や脱落のリスクが高まる恐れがあります。適切なタイミングでインプラントや入れ歯などの補綴治療や矯正治療を検討し、適切な咬合を保つことが重要です。
両隣の歯が傾く
両隣の歯が傾いてしまう可能性があります。
これにより、歯列のバランスが崩れ、咬合や噛み合わせに問題が生じます。
また、傾いた歯は歯周病や脱落のリスクも高まります。
早めに歯科医師に相談し、適切な治療方法を選ぶことが重要です。
全体の噛み合わせが悪くなる
歯を抜いたスペースを放置すると、全体の噛み合わせが悪くなる可能性があります。歯列のバランスが乱れ、相互作用が変化するため、噛み合わせに不均衡が生じます。
これにより、咀嚼や咬合の問題が生じ、顎関節症や歯の摩耗、さらには顔の形態にも影響を及ぼすことがあります。早めに歯科医師に相談し、必要な補綴や矯正治療を受けることが重要です。

痛みや腫れの期間

抜歯後の痛みや腫れは、通常1~2日で落ち着くことが多いです。痛み止め薬が不要なぐらいに痛みが軽減するには、しばらくの時間がかかります。
また、腫れは痛みよりも遅れて現れ、およそ3~4日後にピークに達することがあります。
この期間中は、適切な口内衛生を保つことや冷却療法を行うことで、痛みや腫れを緩和できるでしょう。
しかし、個人差があるため、具体的な痛みや腫れの期間は個々の状況によって異なることもあります。

注意点

抜歯後は、出血が止まらない場合がありますので、うがいや洗顔時の水を使ったすすぎは控えましょう。
同様に、出血を増やす可能性がある長風呂や激しい運動も避けるべきです。
これらの注意点を守ることで、出血を抑えることができます。
ただし、出血が長時間続く場合や異常な痛みがある場合は、早めに歯科医師に相談してください。

定期健診や治療のご予約はお早めに!

お口の健康を守るため、定期的なメンテナンスや早期の治療がおすすめです。
気になる症状や、久しぶりの健診をご希望の方は、ぜひお早めにご予約ください。

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