ブラックマージンとは

歯の根元や歯ぐきが黒ずんでしまっていませんか？

それはブラックマージンかもしれません。

ブラックマージンとは？

一般的に歯ぐきと歯の間に黒いスジが出来てしまう状態を指します。マージンには「すき間」「余白」という意味があり、その部分が黒くなることから「ブラックマージン」と呼ばれています。

ブラックマージンの原因は？

原因は様々ありますが、もっとも多い原因は、以前装着した被せ物の裏側の金属が、年齢とともに下がった歯ぐきから露出してしまうケースです。
他にも、土台部分に使用した金属の成分が歯ぐきへ流れ出すことによる歯ぐきの変色、また被せ物を歯ぐきの内側に適切に装着できなかった場合も原因となります。

ブラックマージン治療のポイントは？

まず、現在の口腔内の状態を確認し、黒ずみの原因となっているものを見つけ出します。その後、神経もしくは土台、被せ物の再治療を行ないます。
被せ物は金属やプラスチックを含まないオールセラミックのものに交換し、土台にも金属を含まない、グラスファイバー製の白いポストコアを使用します。治療を行なう過程で歯ぐきの色は回復し、治療が終わる頃には、歯の根元や歯ぐきの変色は改善されているでしょう。