むし歯じゃないのに、歯がしみる
知覚過敏
冷たいものを口にしたときや、歯を磨いているとき
むし歯ではないのに瞬間的にしみたり、違和感を感じたら、あなたの歯は”知覚過敏”かもしれません。
一度なってしまうと、なかなかやっかいな病気なのです。
原因はさまざま...歯と歯肉のダメージで症状が!
歯ぎしり
知覚過敏の原因で最も多いのが歯ぎしりです。歯や歯ぐきに過度な負担がかかると、歯のエナメル質が削れたり、さらに歯周組織全体が悪くなります。
間違った歯磨き
硬い歯ブラシで、力まかせに歯を磨いていると何年も経つうちにエナメル質が傷つき、削れてしまいます。正しいブラッシングの習慣を身につけましょう。
歯周病
知覚過敏はほとんど歯の根元で起こるので、歯周病になり、歯ぐきが後退して歯の根元が露出するとしみるようになります。早めの治療で歯周病をくいとめましょう。
知覚過敏の治療法
知覚過敏の症状の度合いと個人差で治療法も変わります。
- 知覚過敏用歯磨き粉の使用
- 薬やコーティング剤の塗布
- 歯ぎしりが原因の場合はマウスピースの着用
- 噛み合わせが原因の場合は咬合調整
- 歯周病の治療
- (重症の場合)神経を抜く
症状を診断して適切な治療を行うことが重要です。