赤ちゃんの歯磨き(生活習慣としつけ)
歯みがき、どう教えますか?
顔や手を洗う、歯をみがくなどは運動機能の発達と大きな関連があるので、本格的にできるようになるのは2歳代になってからです。赤ちゃん時代は習慣づけを目的にしつけましょう。
0才-歯をみがく
0才代のうちはロの中をさっぱりさせると気持ちいいねという意味で、歯が生え始める前からロをキレイにする習慣づけを。ミルクや離乳食のあと、寝る前など、毎日の繰り返しが大事です。
1才を過ぎて大人のマネをしたがるようになったら、子ども用の歯ブラシを渡してあげて。ひとりではちゃんとみがけないので、最後は必ず大人が仕上げみがさをします。イヤがるときはササツと手早くすませてOK。
奥歯が生えたら自分でみががせるようにしますが、仕上げみがきはしっかりと!
離乳食が始まったら
食後の白湯でお口さっぱり!
離乳食が始まったら、食後に白湯やお茶を飲ませてお口の中のかすを洗い流します。歯がまだ生えてなくても、今から習慣づけを。
歯が生えてきたら
ガーゼみがきを始めましょう
歯が生えてきたらガーゼで歯ぐきをふくようにしてキレイにしてあげて。赤ちゃんがこわがらないように、ママは二コ二コ顔でね!
前歯が生えそらったら
そろそろ歯ブラシを覚えさせて
乳幼児の歯ブラシを使って、必ず大人が仕上げみがきをしてあげます。歌を歌いながらみがいたり、やさしく声がけをして、楽しい雰囲気をつくってね。
大人のまねっこをして歯ブラシを持ちたがるようなら赤ちゃん用に1本用意し、本人に持たせてあげましょう。上手にできなくても意欲が肝心。
奥歯が生えてきたら
自分でみがくけど、仕上げはお母さんが
引き続き仕上げみがきが必要です。コシゴシは禁物ですが、奥歯が生えてきたら、しっかりみがいてあげるようにしましょう。
奥歯が出てきたら、歯ブラシを持たせて自分でみがく練習を始めます。大人がみがいているところを見せてあげるのも効果的。
2才を過ぎたら
食後にブクブクの練習を
2才を過ぎると、コップの水で口をゆすげる子がふえてきます。最初はぺツと吐き出すだけなので、大人が「プクプク」とお手本を見せ、練習してみて。
