神経を取ったのに歯が痛い場合
神経を取ったのに歯が痛い場合
大きな虫歯の場合に「神経を取る」という治療法があります。その後、痛みや症状がなければ根の中に薬をつめ、被せるようにして治すのが一般的です。
しかし、神経を取って、被せてある歯が痛くなることや歯茎が腫れ、おできの様な出来物ができることもあります。
どうして神経を取ったのに歯が痛い?
神経を取る治療は、歯の根の中をキレイにして薬をつめるという治療ですが、その根本は根の先で神経を切断するというものです。青い換えると、古傷を作ったという事です。
風邪や寝不足、ストレス等で免疫力・抵抗力の低下が起こると、その古傷に細菌感染が起き、痛み・腫れといった症状が出てしまうのです。
神経を取ったのに歯が痛い時の処置
まずは、根の先の古傷の活動を抑えるのが第一です。
そのためには化膿止め(抗生物質)を服用していただきます。
一般的には飲み薬で落ちつくことがほとんどです。症状やいたみなどなければ、今まで通り普通に生活していただいてかまいません。
度々腫れるようなら症状にあわせて処置を決めていきます。