早めの予防で虫歯を防ごう!(3~5歳児編)
乳歯の虫歯の特徴
子供の歯は、歯の大きさも小さくしかも薄いため、虫歯になると進行が早くすぐ神経までおかされてしまうのが特徴です。3歳くらいではまだ自分に虫歯があるということを認識できず、お母さんが気付くくらい大きな虫歯になって初めて気づくというパターンが多いのです。
ですから時々、お母さんがお子さんのお口の中をチェックして予防をしてあげてください。
虫歯になりやすい箇所
- 歯と歯の間
- 奥歯のミゾ・頬側
- 前歯と歯肉の境目
1.歯と歯の間
乳歯列が完成するとだんだん歯が寄ってきて歯と歯の間の隙間が狭くなり、食べカスが歯と歯の間に残りやすくなるためにここに虫歯が多発します。
歯と歯の間に毛先を押し当て、小さく横磨きをしましょう。
2.奥歯のミゾ・頬側
奥歯を見ると、たくさんのミゾがあるのがわかります。歯ブラシを軽く当てて磨くだけでは、ここに詰まった食べカスは取れません。
歯ブラシを押し当て、ゴシゴシ磨きましょう
奥歯の頬側を磨くとき、お口を大きく開けて磨いていると頬が突っ張り、歯ブラシが歯と歯肉の境目に当たりにくいため虫歯になります。
お口を軽く閉じて頬にゆるみをもたせれば歯ブラシが届きやすくなります。
3.前歯と歯肉の境目
前歯で虫歯になりやすいところは唇がかぶさって見えない部分(歯と歯肉の境目)です。
前歯を磨くときは「イーッ」としたお口にすると磨きやすくなります。